本文へ移動
Unlogical Systems

Ctrl / ⌘ + K でも開けます

    Unlogical Systems

    製造業のWebシステム開発 — 受注・在庫・進捗の情報をつなぐ

    町工場や中小の製造業で、受注・在庫・進捗の管理を表計算や紙で回しており、そろそろ限界を感じている経営者・管理担当者の方。

    このページの課題・パターンは、製造業の業務で一般的に見られる想定例です。個別の実績を示すものではありません。

    製造業の業務と情報の流れ

    製造業の業務は、見積・受注から始まり、資材の手配、生産計画、製造、検査、出荷、請求へと流れていきます。それぞれの工程で「誰が・いつ・何を・どれだけ」という情報が発生し、次の工程へ引き継がれます。

    中小規模の製造現場では、この情報が受注台帳、生産指示書、在庫の手書きメモ、出荷伝票など、別々の場所に分かれて存在しているケースが少なくありません。営業担当は受注状況を表計算ソフトで管理し、現場は紙の指示書で動き、経理は月末に伝票を集めて請求書を作る、といった具合です。

    情報が分かれていても、人数が少ないうちは口頭の確認で回ります。しかし取引先や品目が増えると、「あの案件の納期はいつだったか」「この部品の在庫は本当に足りるか」を確かめるための問い合わせと転記が増え、ミスの温床になります。Webシステム化の狙いは、工程ごとに散らばった情報を一つの流れとしてつなぎ、転記と確認の手間を減らすことにあります。

    よくある課題(想定例)

    受注情報の二重・三重入力

    【想定例】FAXやメールで届いた注文を受注台帳に転記し、さらに生産指示書と出荷伝票にも同じ内容を書き写している。転記のたびに数量や納期の写し間違いが起こり、確認の電話が増えている。

    在庫数が「現場の記憶」に頼っている

    【想定例】資材や仕掛品の在庫が台帳と合わず、実際の数はベテランの担当者しか把握していない。担当者が休むと発注判断が止まり、欠品や過剰在庫につながる。棚卸しのたびに数が合わず、原因の特定に時間がかかる。

    進捗の問い合わせに現場が追われる

    【想定例】営業や取引先から「今どこまで進んでいるか」と聞かれるたびに、現場へ電話や訪問で確認している。現場は作業を中断して答えることになり、双方の負担になっている。

    図面・仕様書の版管理があいまい

    【想定例】図面や仕様書がメール添付で行き来し、どれが最新版か分からなくなる。古い図面で製造してしまい、手戻りが発生する。担当者が変わると、過去の経緯をたどれない。

    システム化のパターン(想定例)

    受注から出荷までを一つの台帳でつなぐ

    【想定例】受注入力を起点に、生産指示・出荷・請求のデータを同じ案件番号でひもづけるWebシステムを構築します。営業が入力した内容がそのまま現場の指示画面に表示され、転記をなくします。既存の表計算ファイルを取り込む移行機能を用意し、切り替え期間は並行運用して差分を確認します。

    関連サービス: 業務効率化システム開発データ分析業務

    現場のタブレットから進捗と実績を入力

    【想定例】工程ごとの開始・完了を、現場のタブレットやスマートフォンから押すだけで記録できる画面を作ります。営業は事務所の画面で進捗を確認でき、現場への問い合わせが減ります。手袋のまま操作できるようボタンを大きくするなど、現場に合わせた画面設計が定着の鍵になります。

    関連サービス: 業務効率化システム開発モバイルサイト制作

    在庫と発注点の見える化

    【想定例】入出庫を記録し、品目ごとの発注点を下回ったら一覧で警告する仕組みを作ります。棚卸しの結果と台帳の差分を確認する画面を用意し、少しずつ数値の信頼性を高めていきます。最初から完璧な在庫精度を求めず、差分が見える状態を作ることを優先します。

    関連サービス: 業務効率化システム開発データ分析業務

    図面・仕様書の共有基盤

    【想定例】案件ごとに図面や仕様書をアップロードし、版と承認状況を管理する社内ポータルを構築します。社内ネットワークやVPNと組み合わせ、外部からは限られた担当者のみ閲覧できるようにします。最新版がどれかを迷わない状態を作ることが目的です。承認前の図面が現場に流れないよう、公開の手順も決めます。

    関連サービス: CMSシステム導入支援サーバー・ネットワーク設定

    取引先向けのWeb発注窓口

    【想定例】主要な取引先がWeb上から注文や納期照会を行える専用ページを用意し、FAX・電話での受付を段階的に減らします。取引先ごとの単価や納入条件をあらかじめ登録しておき、注文がそのまま受注台帳に入る流れにします。取引先の担当者が使いやすいよう、画面はシンプルに保ちます。

    関連サービス: ホームページ制作業務効率化システム開発

    一部だけシステム化するという判断

    製造業では、すべての工程を一度にシステム化する必要はありません。たとえば「受注入力と進捗確認だけをWeb化し、生産計画の調整はベテランの判断に任せる」といった切り分けが、投資対効果の面で妥当なことがよくあります。頻度が高く、転記ミスの影響が大きい工程から順に着手し、現場の慣れを見ながら範囲を広げるのが現実的です。

    逆に、年に数回しか起こらない特殊な工程や、判断に職人の勘が欠かせない部分は、無理にシステムへ落とし込まず、人の作業として残す判断も有効です。

    注意点

    • 設備や計測機器との連携が必要な場合は、機器側の仕様確認に別途期間が必要になることがあります。
    • 取引先の受発注システム(EDIなど)との連携は、相手先の仕様や承認手続きに左右されます。

    よくあるご質問

    現場の担当者がパソコンに不慣れでも使えますか?

    現場向けの画面は、ボタンの数を絞り、タブレットでも押しやすいサイズにするなど、操作に迷わない設計を心がけます。要件定義の段階で実際に使う方に試していただき、画面を調整してから本番に移ります。

    既存の表計算ファイルはどうなりますか?

    現在お使いのファイルの構造を確認し、必要なデータを新システムへ取り込む移行手順を検討します。すぐに廃止せず、一定期間は並行運用して差分を確認する進め方をおすすめしています。

    生産管理パッケージと自作システムのどちらが良いですか?

    業務がパッケージの標準機能に収まるなら、パッケージのほうが早く安く済むことがあります。独自の工程や取引先ごとの例外が多い場合は、必要な機能だけを開発するほうが結果的に無駄が少ないこともあります。ヒアリングのうえで正直にお伝えします。

    関連するサービス

    関連する開発ガイド

    関連用語: 要件定義基本設計・詳細設計検収保守運用ステージング環境

    監修: Unlogical Systems合同会社杉並区・西荻窪)公開

    製造業の業務について、今の流れをそのままお聞かせください

    紙やExcelで回している状態からで構いません。業務の流れを伺い、システム化する範囲と人手に残す範囲を一緒に仕分けします。ご相談・お見積りは無料です。

    製造業の業務について相談する

    資料の添付は、送信後に届く受付メールへの返信でお送りいただけます。

    相談・見積りは無料
    1営業日以内にご回答します

    無料で相談する