- 読み
- ようけんていぎ
- 英語
- Requirements Definition
- 別名・関連
- 要求定義
なぜ重要か
要件定義があいまいなまま開発を始めると、「思っていたものと違う」という手戻りが起こりやすくなります。手戻りは費用と期間を押し上げるだけでなく、発注者と開発者の間の信頼関係にも影響します。要件定義は、作る前に「何を作らないか」まで含めて認識をそろえる場であり、後工程のすべての判断の拠り所になります。
小規模な開発でも、業務の流れ、入力と出力、誰が使うか、どのくらいの頻度で使うかを文章と図で残しておくことで、見積の妥当性を確かめ、完成後の検収を円滑に進められます。
発注・開発の実務での意味
発注側にとって要件定義は、現在の業務と困りごとを言葉にする作業です。すべてを技術的に説明する必要はなく、「誰が、いつ、何をして、何に困っているか」を整理できれば十分です。開発側はそれを機能や画面の要件に翻訳し、実現方法と概算の規模を提示します。
請負契約では、要件定義の成果物が契約の範囲を定める基準となり、範囲外の追加は別途の見積対象になります。準委任契約では、要件定義そのものを作業として委託することもあります。フルスタックエンジニア制のように、ヒアリングした担当者がそのまま設計・開発を担う体制では、要件の背景が伝わりやすい利点があります。
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監修: Unlogical Systems合同会社(杉並区・西荻窪)公開