PostgreSQL
公式サイトPostgreSQLとは
PostgreSQLは、データを表の形で保存し、SQLという言語で検索・集計するリレーショナルデータベースです。オープンソースで開発が続けられており、標準SQLへの準拠度の高さ、複雑な検索や集計に対応する機能の豊富さ、データの整合性を厳密に守る仕組みが特徴です。JSON形式のデータや地理情報、全文検索なども扱え、拡張機能を追加することで文章の意味的な類似度を検索するベクトル検索にも対応できます。業務システムからデータ分析基盤まで、幅広い用途で採用されています。
弊社が採用する理由
弊社では、MySQLと並んでPostgreSQLを業務システムのデータベースとして採用しています。特に、複雑な集計や分析を伴うシステム、JSON形式の柔軟なデータを扱うシステム、生成AIと組み合わせるシステムではPostgreSQLを選ぶことが多いです。生成AIを活用した検索や質問応答の機能では、pgvectorという拡張機能で文章の特徴量を保存し、類似する情報を検索する構成を採っています。ホスティングはAWSのRDSやSupabaseを用途に応じて選び、LaravelやPrismaといったサーバー側の技術から接続しています。MySQLとの使い分けは、既存システムとの整合性や運用チームの慣れ、必要な機能を基準に判断しており、どちらか一方に固定しているわけではありません。どちらもフルスタックエンジニアがサーバー構築から設計・運用まで一貫して担当します。
向いている案件
- 複雑な集計・分析を伴う業務システム
- JSON形式など柔軟な構造のデータを扱うシステム
- 生成AIと組み合わせたベクトル検索を行うシステム
- データの整合性を厳密に守る必要がある基幹に近いシステム
保守・移行の観点
PostgreSQLは毎年新しい大きな版が公開され、それぞれに保守の提供期間が定められています。大きな版の更新ではデータの移行作業が必要になるため、バックアップの取得と復元の検証を必ず行い、ステージング環境で移行手順を試してから本番に適用します。日常の運用では、バックアップの自動化、不要データの整理、検索速度の監視が中心です。クラウドの管理型サービスを使う場合は多くの作業が自動化されますが、版の更新時期は利用者側で計画する必要があります。
組み合わせて使う技術
よくあるご質問
MySQLとPostgreSQLはどちらを選べばよいですか?
一般的な業務システムではどちらでも大きな差はありません。複雑な集計やJSON、ベクトル検索など特定の機能が必要な場合や、既存システムとの整合性がある場合に、それを基準に選びます。
既存のMySQLのシステムをPostgreSQLに移行できますか?
可能ですが、SQLの細かな違いによりアプリケーション側の修正が必要になります。移行の必要性と費用を検討したうえで、本当に必要な場合のみご提案します。
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監修: Unlogical Systems合同会社(杉並区・西荻窪)公開