Apache HTTP Server
公式サイトApache HTTP Serverとは
Apache HTTP Server(通称Apache)は、Webの黎明期から使われ続けているオープンソースのWebサーバーです。ブラウザからの要求を受け取ってHTMLや画像を返し、PHPと連携して動的なページを生成します。LAMP/LEMP構成の「A」にあたり、多くのレンタルサーバーで標準採用されています。ディレクトリごとに置く.htaccessファイルで転送やアクセス制限を設定できる仕組みが特徴で、WordPressをはじめとするCMSの多くがこの仕組みを前提に作られています。
弊社が採用する理由
弊社がApacheを採用する主な場面は、WordPressなどのCMSを扱うサイトや、レンタルサーバーで運用されている既存サイトの引き継ぎです。多くのCMSやプラグインは.htaccessによる設定を前提にしており、Apacheを使うことでそれらをそのまま活かせます。既存サイトをCMS化する際にURLの引き継ぎや転送設定を細かく行う必要がありますが、Apacheはこうした設定の実績と情報が豊富で、確実に対応しやすいと考えています。また、お客様がすでにレンタルサーバーを契約している場合、その環境に合わせて構築することで、サーバーを移転せずに済み、費用と手間を抑えられます。長く使われているソフトウェアのため、将来の引き継ぎ先を見つけやすい点も、お客様にとって安心材料になります。
向いている案件
- WordPressなどCMSを中心としたWebサイト
- レンタルサーバー上で運用する中小規模のサイト
- 既存サイトからのURL引き継ぎや転送設定が多い移行案件
- ディレクトリごとにアクセス制限や設定を分けたいサイト
保守・移行の観点
ApacheはOSのパッケージとして提供されることが多く、OSのセキュリティ更新を適用することが基本的な保守になります。レンタルサーバーの場合は事業者側で更新されるため、利用者は設定ファイルとCMS側の管理に集中できます。.htaccessは便利な反面、長年の運用で転送ルールが積み重なり、意図しない動作の原因になることがあるため、定期的に整理します。SSL/TLSの設定は暗号化方式の推奨が変わっていくため、証明書の更新とあわせて見直します。サーバーを移転する際は、Apacheの設定とアプリケーションの設定を分けて棚卸しし、ステージング環境で動作確認してから切り替えます。
組み合わせて使う技術
よくあるご質問
レンタルサーバーのApacheでもシステム開発を依頼できますか?
可能です。レンタルサーバーで利用できるPHPやデータベースの範囲を確認したうえで、その環境で動く構成をご提案します。要件によっては専用サーバーやクラウドをおすすめする場合もあります。
nginxではなくApacheを選ぶのはどんなときですか?
.htaccessによる設定を前提としたCMSやプラグインを使う場合、既存のレンタルサーバー環境を活かす場合はApacheが扱いやすいです。逆に静的ファイルの配信や振り分けが中心ならnginxを検討します。用途で選び分けています。
関連するサービス
関連する開発ガイド
- LAMP/LEMP構成とは — Apache と nginx の選び方見積書や提案書に出てくる LAMP/LEMP 構成の意味を解説します。構成要素、Apache と nginx の特徴を用途で比較し、PHP との組み合わせと選定の観点を整理します。
- 独自ドメインとSSL証明書の基礎 — 取得から更新まで独自ドメインの取得、DNS設定、SSL/TLS証明書の発行、サーバー設定、更新管理までの手順を順に解説します。失効したときに何が起こるかと、更新を止めないための管理方法も紹介します。
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関連用語: LAMP/LEMP、CMS、SSL/TLS、保守運用
監修: Unlogical Systems合同会社(杉並区・西荻窪)公開