- 読み
- じゅんいにんけいやく
- 英語
- Quasi-mandate Contract
- 別名・関連
- 準委任、SES
なぜ重要か
準委任契約は、作るものが決まりきっていない段階や、継続的な作業を依頼するときに適した契約です。要件を固めながら開発したい、優先順位を途中で変えたい、といった進め方には、完成を前提とする請負契約より準委任契約のほうが向いています。一方で、成果物の完成が保証されないため、発注者は作業内容と進捗を確認する責任を負います。
発注・開発の実務での意味
準委任契約では、報酬は作業時間や期間(月額・時間単価など)で決まることが一般的です。契約書には、作業の範囲、報告の頻度と方法、稼働時間の目安、契約期間と終了条件を定めます。「何を作るか」ではなく「何をどのように進めるか」を合意する契約だと考えると分かりやすいでしょう。
発注者側が注意すべきは、成果物の完成を求めるなら請負契約にすべき、という点です。準委任で「完成しなかったから支払わない」とは原則できません。逆に、受注者側は作業の内容と結果を報告する義務があり、進捗の共有を怠ると契約上の問題になります。
小規模な開発会社では、要件定義や技術調査を準委任で行い、その結果をもとに実装を請負で契約する、という組み合わせがよく使われます。保守運用の契約も、月額の準委任として結ばれることが多い形態です。
関連する用語
一般的な情報であり、個別の事案は専門家・所管官庁にご確認ください。
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監修: Unlogical Systems合同会社(杉並区・西荻窪)公開