Sentry
公式サイトSentryとは
Sentryは、稼働中のシステムで発生したエラーを自動で収集し、どの画面で、どの処理で、どんな条件で起きたかを整理して開発者に通知する監視サービスです。ブラウザ側で起きたエラーとサーバー側で起きたエラーの両方を扱え、同じ原因のエラーをまとめて件数や影響範囲を把握できます。エラーの発生から通知までが自動化されるため、利用者からの問い合わせを待たずに問題に気づけます。処理の遅い箇所を特定する性能監視の機能も備えています。
弊社が採用する理由
弊社では、納品後に保守を担当するシステムの多くでSentryを導入し、エラーの自動収集と通知を行っています。業務システムでは、利用者が不具合に気づいても報告されないまま業務が滞ることがありますが、Sentryがあればエラー発生の時点で弊社に通知が届き、状況を把握したうえで対応に着手できます。Next.jsやReactの画面側、LaravelやNode.jsのサーバー側の両方に対応しており、技術構成にかかわらず同じ監視を提供できます。エラーの発生画面、操作の履歴、利用環境がまとめて記録されるため、再現に時間のかかる問題の原因特定が速くなります。フレームワークやライブラリの更新後に新しいエラーが増えていないかを確認する用途にも使い、更新作業の安全確認に役立てています。保守契約では、監視の通知先と対応の流れを事前に取り決めています。
向いている案件
- 納品後に安定運用と保守を継続する業務システム・Webサービス
- 利用者からの報告を待たずにエラーを検知したい場合
- 更新後に新しい不具合が出ていないことを確認したい場合
保守・移行の観点
Sentryは収集するエラーの件数に応じた料金体系のため、通知の閾値や無視するエラーの設定を調整し、重要な通知が埋もれないようにする運用が必要です。個人情報や機密情報がエラー情報に含まれないよう、送信前に除外する設定を初期段階で整えます。通知先と対応の優先順位を保守契約で決めておくと、障害時の動きが明確になります。システムに組み込むライブラリの更新は、フレームワークの更新と合わせて計画します。
組み合わせて使う技術
よくあるご質問
Sentryを入れると必ず保守契約が必要ですか?
必須ではありませんが、通知を受けて対応する体制がなければ効果は限定的です。弊社では保守契約と組み合わせ、通知先と対応の流れを取り決めたうえで導入することをおすすめしています。
エラー情報に個人情報が含まれることはありませんか?
設定次第で含まれる可能性があるため、弊社では導入時に個人情報や機密情報を送信前に除外する設定を行い、記録される内容を確認しています。
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監修: Unlogical Systems合同会社(杉並区・西荻窪)公開